あうとわ~ど・ばうんど

Ornette Coleman - Love Call

引き続き、ブルーノート・マスターワークス第二期から。

Ornette Coleman(as, tp) Dewey Redman(ts) Jimmy Garrison(b) Elvin Jones(ds)


ニューヨーク・イズ・ナウ+1」セッションの片割れ。もともと「ニューヨーク・イズ・ナウ」vol.2として発売予定だったものが、第一集の売れ行きが芳しくなかったためか発売延期となり、タイトルも変更されて随分のちにリリースされたそうである(おかげで、本作にはどこにもvol.2の文字がなく、「ニューヨーク・イズ・ナウ」に付されたvol.1が浮いてしまっている)。

というような経緯のアルバムだが決して残り物感はなく、いやむしろ、「ニューヨーク・イズ・ナウ」よりも全体的にアップテンポの曲が多く、エルヴィンのドラムに煽られ、オーネットもデューイもとても気持ちよさそうにスウィングしていて、こっちの方が好きですね、私は。