あうとわ~ど・ばうんど

The Swallow Quintet / Into the Woodwork

Sightsong さんが大推薦していたこともあり、久しぶりにカーラ・ブレイ=スティーヴ・スワロウのアルバムを聴く。

Into the Woodwork

Into the Woodwork

Chris Cheek(ts) Steve Cardenas(g) Carla Bley(org) Steve Swallow(b) Jorge Rossy(ds)
作曲はすべてスワロウだが、カーラ・ブレイの曲だとしても違和感ない(つまりそれほどに2人の音楽的感性が一体化してるといえそう)。切ないような、小躍りしたくなるような、官能的な、そんな曲たちが坦々と演奏されていく。どの演奏も、こちらがどんな精神状態で聴いてようと、すっと胸に入り込んで琴線に触れる感じだ。この感じはたとえば、マリア・シュナイダー渋谷毅さんにも通じるように思う。ふむ、いいものを聴かせてもらった。