あうとわ~ど・ばうんど

AALY Trio / DKV Trio - Double or Nothing

これまた未聴となっていたCDを、ようやく機会があり入手。

AALY Trio / DKV Trio - Double or Nothing
Okka Disk, 2002
Mats Gustafsson(as, ts) Kjell Nordeson(ds) Ingebrigt Håker Flaten(b) Hamid Drake(ds) Kent Kessler(b) Ken Vandermark(cl, bcl, ts)

タイトルに偽りありというと言いすぎだが、ここまで2つのバンドが一緒くたになってしまうと、もはや AALY Trio でも DKV Trio でもないような気がするが、そんなことは拘泥しなくともよいか。途中ややダレる場面があるものの、2曲目、アルバート・アイラーの「Angels」やドン・チェリーの「Awake Nu」のテーマをきっかけとしたひとつながりの演奏はやはりかっこよく、お手のものという感じだ。
(実はこの2トリオのこの前後の動向にはあまり詳しくないので間違っているかもしれないが)99年の録音というから、このセッションを契機としてマッツとフラーテンは The Thing を結成して(当初は)ドン・チェリー曲集にいそしみ、前年に「Live in Wels & Chicago」でコンプリート・コミュニオンを演奏していた DKV Trio もその後その路線をさらに推し進めて「Trigonometry」に結実させたと推察され、このセッションのポジションが非常に興味深い。