TRIO 1997 / 加藤崇之, 是安則克, 山崎比呂志
刺激や過激(思わず某レンジャーを思い出してしまったが、それはさておき)ばかりを、いつまでも求めているわけでない。
- アーティスト: 加藤崇之,是安則克,山崎比呂志
- 出版社/メーカー: 地底レコード
- 発売日: 2012/09/23
- メディア: CD
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昨年9月に急逝した是安則克氏の一周忌にあたり、何種類かの追悼アルバムの一枚。
前半3曲が加藤氏のオリジナル、後半3曲がスタンダードという構成。最終曲「Oleo」の融通無碍にも妙味を感ずるが、前半のオリジナル曲群に特にひきつけられた。
冒頭の「Last Step to Heaven(天国への最後の階段)」、何とも言えぬ情味が胸に迫ってくる(ちなみに、この曲は古澤良治郎氏の追悼にも演奏されたようである。下にその動画を示しておく)。2曲目は「Dejavu」と題されているが、これは名曲「Jump Monk Jump」のヴァリエーションだろうか。いずれの曲も非常に滋味深い。