Wadada Leo Smith / Ten Freedom Summers など

ここ2週間近く新譜祭りを続けているが、聴いた後なんとなく棚に仕舞い込んでしまったものも参考までに。

Ten Freedom Summers

4枚組。大作で意欲作なのはわかるんだけど、せめて2枚ぐらいにまとめられなかったのか？

Book of Mae'bul (Another Kind of Sunrise)

ダリウス・ジョーンズは非常に良いアルトプレーヤーだと思うが、リーダー作は妙にまとまりすぎている。もっと弾けてほしい。

Post-Chromodal Out!

リーダーはイラン系米国人、2管の片方はイラク系、ピアノはインド系のヴィジェイ・アイヤー。タイトルにある『Chromodal』は、リーダーが開発したペルシア音楽とジャズを統合するためのコンセプトらしいのだが、あまり好みでない民俗音楽風ジャズという感じ。リーダーのアルトは上手いんだか下手なんだか、面白い個性ではある。

Play Braxton

クリスペル、ドレッサー、ヘミングウェイがブラクストンの作曲をどう料理するか期待していた。演奏自体はスリリングで面白いには違いないのだが、何か物足りない・・・・