あうとわ~ど・ばうんど

PAA-DA-PAP / Mikko Innanen & Innkvisitio

遅ればせながら、3日の「フリージャズ夜話」にお越しいただいた皆様、USTをご覧になった皆様、パネリストの皆様、スタッフの皆様、ありがとうございました。錚々たるメンバーと並んだだけで満足して“観客”化してしまったので、もし2回目があったらもっと喋れるようにしたいと思っています。

Paa-Da-Pap

Paa-Da-Pap

Mikko Innanen(as, ss, bs, per, bird sound, children's pan flute, yak wakky) Timo Lassy(ts, bs, fl, per, vo, hand craps) Seppo Kantonen(org, syn, horn, vo, hand craps) Joonas Riippa(ds, per, horn, neck glockenspiel)
フィンランド出身のマルチリード奏者(主奏はアルト)Mikko Innanenのことは以前から気になっており、先日の上京時に入手した。
これは楽しいアルバムだ。
エレクトリックサウンドの中を、時折ドルフィー的な諧謔性やオーネット的な幼児性を垣間見せながら、2本のサックス(2人とも引き締まったイイ音!)が一気に駆け抜けたり、遊び心たっぷりに飛び跳ねたりする。
この作品は5年前の録音で、その後はTimo Lassyが抜け、Fredrik LjungkvistやDaniel ErdmannやLiudas Mockunasが去来しているようである。
参照動画。