あうとわ~ど・ばうんど

Witches & Devils at the Empty Bottle

昔、ヴァンダーマーク関連の旧譜を買い漁っていた時に抜け落ちていて、その後何度か買おうと思っては在庫切れになってしまっており、そのまましばらく忘れていたが、こないだタイミングが合ってようやく買った。
(ネット通販で、特に旧譜は際限なくなる恐れがあるので、最近は心のどこかで歯止めをかけていることが多く、購入にはやはりタイミングが重要だなーと思う)

At the Empty Bottle

At the Empty Bottle

Ken Vandermark(reeds) Mars Williams(reeds) Fred Lonberg-Holm(cello) Jim Baker(key) Kent Kessler(b) Steve Hunt(ds)
アイラー曲集。メンバーはおなじみの面々。マーズとヴァンダーマークが、とにかく吹いて吹いて吹き倒す。これは良い。アイラートリビュートとして出色の部類だろう。
ともにアイラー的な吹き方を意識しているようで、しかも個別に吹くよりも2人が合わさることで、アイラー的ヴァイブレーションにより近づいているという、理想的コラボ。ま、正直言って2人をほとんど聴き分けられないが、なんとなく、高音の伸びの鋭い方がマーズ、中低音の野太い方がヴァンダーマークと勝手に推定しているのだが、違うだろうか?