あうとわ~ど・ばうんど

Ornette Coleman

名盤のたぐいは最近、廉価盤を買ったり売ったりの繰り返しでいい、と割り切っている。
で、これはしばらく前に買ったのだけれど、以来なぜか、ほぼ毎日聴き続けている。

Original Album Series

Original Album Series

オーネット・コールマンドン・チェリーも意外とフツーだなー、という感想も浮かぶのだが、それでも、特に「The Shape of Jazz to Come」には何度聴いても、不思議に全く飽きがこない。
この作品は、マイルス・デイヴィスKind of Blue」、ジョン・コルトレーンGiant Steps」、デイヴ・ブルーベックTime Out」、チャールズ・ミンガスMingus Ah Um」などと同じ、ジャズ『特異年』の1959年録音。
これらの作品はこれらのミュージシャンたちにとってももちろん『特異点』的作品である。(ちなみに、この場合の『特異点』とは仮面ライダー某における『一部の存在だけが持つ、時間からのあらゆる干渉を受けない特性』と同義。笑)
「ロンリー・ウーマン」は本当に、いつ聴いてもまったく古びないなあ。