あうとわ~ど・ばうんど

Ivo Perelmanの初期作品を聴く


最近、Ivo Perelman のことを書いていたら、知人が初期作品を貸してくれた。
CHILDREN OF IBEJI/Ivo Perelman」(enja)。92年、10曲72分。Perelman(ts) Flora Purim(vo) Don Pullen(p) Paul Bley(p) Fred Hopkins(b) Brandon Ross(g) Andrew Cyrille(ds) Manolo Badrena(per) Guilherme Franco(per) Frank Colon(per) Mor Thiam(per)
Ivo Perelman の2枚目だという(ちなみに、デビュー作も貸してもらったが)。私は、Leo Records の近作から聴き始めた人間なので、サウンドのポップな装いに驚く(それにしても、妙な豪勢感の漂うメンバーだ)。レコード会社が、ガトー・バルビエリ系の線を狙ったのではないかと思われるけれど、Ivo の資質もあるのだろう、なかなかよい。
そういえば、メンバーのうち Don Pullen, Guiherme Franco, Mor Thiam の3人は、この直後に、「Kele Mou Bana」を吹き込んでおり、もしかするとこのアルバムが、African-Brazilian Connection の母胎になったのかも、なんて想像するのも楽しい。