あうとわ~ど・ばうんど

Great Spirit


久しぶりに聴く。
Great Spirit/James Finn」(not two)。05年、6曲57分。James Finn(ts) Deanna Witkowski(p) Leon Lee Dorsey(b) Klaus Kugel(ds)
このアルバムのことは、ちょうど4年ほど前、ブログを始めた頃に一度書いていて(05年11月23日)、私はけっこう好きな作品なのだが、ググッて評判を調べてみても、日本語記事は4年前に私が書いた日記があるきりで、ほとんど話題になったことはないようである。不思議だ。
ジェームズ・フィンは1956年生まれ。プレースタイルには、やはりコルトレーンの影響が色濃い。ほとんど無名だった05年、Clean Feedから「Plaza De Toros」、Not Twoから本作をほぼ同時にリリースして注目を集めた、と思っていたのだが、私が盛り上がっただけで、違うのか?(その時に開設されたと思しきHPも、現在は全く更新されていないようである)
ま、たしかに「Plaza De Toros」あたりは一本調子だし、全体に華が無いというか地味な印象は否めないが、なかなかコク深いいい演奏だと思うのだけれど・・・・。ライナーノーツには、彼の親友として Arthur Rhames の名が挙げられ、二人の不遇を嘆く(英語は分からないが、たぶんそういうことだと思う)記述も見られる。うーむ。