加藤崇之ソロ @ くう

昨夜は加藤崇之(g)『天国への最後の階段』完成記念ソロライヴを観に、札幌くうへ。
くだんのアルバムは知人に聴かせてもらっていたが、ギターの醍醐味をあまり解しない自分のような人間には、正直言ってCD一枚聴き通すのはつらかった。が、しかし。生で体験するとよく分かるというか、むしろ「見える」というべきか（英語ならどちらも「SEE」ということだが、まあそれはともかく）非常に面白かった。
インプロ（弾き姿が美しい！）あり、スタンダード（但、ちょっとひねった感じ）あり、オリジナル（本人演の「皇帝」に感動）あり、といった具合で万華鏡のように次々情景が変わってゆく。ガットギターの音も非常に美味しく、会場の何所かとの共鳴音すら非常に音楽的な感じがして、夢見てるようなすばらしい時間。アルバムも近いうちに聴き直してみようっと。