あうとわ~ど・ばうんど

柳暗花明

昨夜は、札幌『OYOYO』へ。

柳暗花明 : 林栄一(as) 芳垣安洋(ds) 秋田祐二(b) 池田伊陽(g)
(『柳暗花明』はライブ名なのかユニット名なのか、よく分かりません。あと、柳暗花明って『花柳街』と言う意味だと思ったが、関係あるのかな?)

札幌を代表する2名が挑むのは、日本を代表する(いや、世界、と言い換えてもいいか)2名、という構図。
開演前に、隣接するバー&喫煙室で知人らとバカ話していたら「始まりますよ」と言われ、客席に行き、見ると、慎み深い客が多いのか最前列が開いていたので、遠慮なく林さんの目の前に座らせていただく(学生時代はこのへんが定位置だったなあ)。メンバー全員をしっかり視野におさめられた(左から池田・秋田・林・芳垣。敬称略)。
ライブが始まる。初っ端の音から引き込まれる。久しぶりに目前でふれた林さんの生音はやはりあの音で、鋭さの中に温かく包容力を湛え心地よい。林さんソロで、芳垣さんの目がキラリと光った(ような気がした)。猛然と、スウィングの大波が来る。これは、ただごとではない。そんな感じ。自然に、林さんを左半分の視界で、芳垣さんを右半分で凝視する態勢となっていた(もちろん、最左の札幌組2名もとらえつつ。でも最右(芳垣さんの目前)には、トランス状態の一群がいたので見ないようにした。笑)。札幌組もふだんではあまり見れない形相(?)で、いい演奏だったと思う。そうして演奏はどんどん進行し、楽しく興奮充実したライブとなった。通常アンコール後の、2曲目のアンコールがまたしびれた〜。
林さんは年数回北海道に来ているので、そのうち林栄一カルテット(+1)も札幌で生で拝みたいですね。