あうとわ~ど・ばうんど

Tetragon

Tetragon
TetragonJoe Henderson」(milestone)。67・68年、7曲41分。Joe Henderson(ts) Don Friedman(p) Kenny Barron(p) Ron Carter(b) Jack Dejohnette(ds) Louis Hayes(ds)
先月26日に『70年代ジョーヘンを聴く』という題で、ジョー・ヘンダーソンに対する苦手意識を払拭しようと70年代の2枚のライブ盤を聴き、その後吉田隆一さんと田中啓文さんのアドバイスもあって、以来約1週間、折に触れてこのアルバムを聴いてきた。気がつくと、けっこう好きになっていたようである。特に、ドン・フリードマンジャック・デジョネットが参加してる前半の演奏がいいなあ。ジョーヘンのアドリブはどことなく峰厚介氏のそれを思い出させる、と気づいてから、フレージングや音色に対する苦手意識も吹き飛んだようだ。
せっかく同じ名前を持っている(ぼくのは綽名だが)のだから、苦手なまま過ごさなくて、本当によかったよかった。