あうとわ~ど・ばうんど

秘蔵音源を聴く会

先日、札幌市内某所にて『秘蔵音源を聴く会』に参加。

生向委の前身バンド『アローン・オーケストラ』(77年頃?)、4曲、計約70分を聴いた。

メンバーは、梅津和時(as) 片山広明(ts) 森順治(as) 井上敬三(as) 五十嵐某(ts) 吉田哲治(tp) 佐藤春樹(tb) 原田依幸(p) 早川岳晴(b) 菊池隆(ds) 豊住芳三郎(ds) の計11人。井上・豊住氏を除いて、全員当時20代。

面白かった。メンバー皆、若さ溢れエネルギッシュでアグレッシブ。しかし、変わらないものもある。たとえば、梅津さんのアドリブは、今でも(こないだのライブでも)聴けるフレーズが目白押し。原田さんの鋭い音と美メロディー、片山さんのよく通る大きな音と向こう見ずなソロ、早川さんのずしりとしたグルーブ・・・、核となってるものは何も変わっていないとも言える。そして、その後、30年間に彼らが作ってきた音楽、その原型がすべてその中に詰まっているといっても過言でない。貴重な音を聴かせていただいた関係者のかたに感謝。