あうとわ~ど・ばうんど

Collaborations

趣味の重なる部分の多い某知人と同じ新作CDを買ってしまうことは間々あるのだが、リリースされてからちょっと経ったこのCDも、やはり同じような時期に買ったらしく、思わぬシンクロニシティに少し驚いている。
Collaborations
Collaborations/Marilyn Crispell」(leo records)。5曲74分。Marilyn Crispell(p) Fredrik Ljungkvist(cl,ts) Palle Danielsson(b) Paal Nilssen-Love(ds) Magnus Broo(tp) Lars-Goran Ulander(as) Per Zanussi(b)
アガルタ通信のキーボード氏(物凄いコレクターです。ちなみに前述の『某知人』ではありません)とは、会った時必ず「最近どんなCDを買ったか」「どんなCDが出ているか、あるいは今後どんなのが出るか」意見交換するのだけれど、先月のライブ時にこのCDの話が出て、「聴いてみたいけれど、想像つくといえば想像つくサウンドなんだろうな」というのが先方の意見で、ぼくもなるほどと同意した。
とはいえ、聴いてみれば聴いてみたでやっぱり興奮してしまう(苦笑)。フレドリク・リュンクヴィストはさすがの存在感(途中、童謡『たき火』の出だしを思い出させるフレーズに耳がひっかかった)で、ほとんど期待してなかったマグナス・ブローとラーシュゴランも(期待してなかっただけに尚更なのか)いい味を出していると感じた。