あうとわ~ど・ばうんど

「辛い飴」感想

辛い飴―永見緋太郎の事件簿 (創元クライム・クラブ)
田中啓文さんのジャズサックス奏者が主人公のミステリ小説、永見緋太郎の事件簿シリーズ第2弾「[rakuten:book:13030626:title]」を読み終えた。
今回は『イイ話』が多かったですね。著者お得意の駄洒落も多かった(笑)。
演奏シーンや奏者心理の描写(本筋よりも、こちらが楽しみだったりする)に今回も力が存分に入っていて、読みごたえがあった。
永見は唐島の教化の影響か、心なしか人当たりが丸くなってきた(?)ような気もしますね。