あうとわ~ど・ばうんど

奥野義典 4

昨夜は、札幌くうへ。
奥野義典(as,ts,fl) 石田幹雄(p) 瀬尾高志(b) 竹村一哲(ds)
北海道ナンバーワン・サックス奏者、奥野義典氏7年ぶり3枚目のアルバム「赤い月」発売記念ライブ。
満席になるだろうと予想して、開演15分前に店に行ったら、まだ空いていた。だが開演しても空いている席があった。意外。
横濱ジャズプロムで最優秀賞に輝いた石田トリオを従えた、奥野氏のカルテットを観るのは実は初めて。だが当然『奥野氏+石田3』ではなく、しっかり『バンド』であった。
第1部、冒頭「金魚のしっぽ」から、きっちりノックアウトしてくれた。第2部のアルバムタイトルチューン「赤い月」では、某・中央線ジャズの名曲を思い起こさせる展開に、隣に座っていた agharta335 さんと思わず顔を見合わせニヤニヤ。最後の「北前船」(奥野氏曰く『ジャズ演歌』)もよかったー。
ライブは全曲、CD収録の奥野氏オリジナルで、情感満ち溢れたメロディーと熱く激しく直情的な演奏に魂を揺さぶられた。素晴らしいライブだった。