久々に聴いてみる。「Song／Marty Ehrlich」（enja）。01年、7曲50分。Ehrlich(as,ss,bcl)Uri Caine(p)Michael Formanek(b)Billy Drummond(ds)＋Ray Anderson(tb)。
マーティー・アーリックの『激情』的な部分が好きなのだが、理知が勝ちすぎるのか、リーダーアルバムはソフト路線が多いのが不満である。というわけで、enja諸作はほとんど聴かないのだけれど、アーリックのアルトの音色を味わうにはいいかも。2曲目「The Price of the Ticket」での、静から動へと駆け抜けるブロウが心地よい。
