Round About Midnight in Hawaii

マイルスの命日ですね。と、世界中どれだけのブログに書かれてるのだろう。
「Round About Midnight in Hawaii／Miles Davis」。88年、9曲77分。
当然、ブートである（笑）。
4曲目「The Senate」の途中、PAの不調で演奏が中断する（観客は演奏が終わったと思って、のんきに騒いでいるが）。マイルスはなぜか上機嫌で、穴埋めに（？）ソロでブルースを吹き、「アローハ」と挨拶する。再びブルースらしき独奏を披露すると、観客が「ラウンド・ミッドナイト！！」とせがむ。そこでマイルス。吹くのである。60年代後半ふうスタイルで。エンディング4小節だけとはいえ。観客はやんやの大喝采。
と、ここで幸か不幸か、PAが回復し、再び「The Senate」が始まるのだが、もし回復が大幅に遅れていたらマイルスはどこまでやったのか。なかなか興味深いドキュメントではある。