あうとわ~ど・ばうんど

Kind of Blue

Kind Of Blue
Kind Of BlueMiles Davis」(sony)。59年、全5曲46分(別テイク除外)。Miles(tp)John Coltrane(ts)Cannonball Adderley(as)Bill Evans(p)Wynton Kelly(p)Paul Chambers(b)Jimmy Cobb(ds)。
ジャズ不朽の名盤などとも呼ばれているらしいこのアルバムの良さが分からない。と4日前に書いた。久しぶりに聴くと良さが分かるかもしれない、と思い聴いてみたが、やっぱりよく分からない。なにしろ①「So What」の思わせぶりなイントロから気が萎えてしまい、あとは退屈街道なのである。もっとも今回、②「Freddie Freeloader」が案外聴けるという発見はあった(だが推察するに、飛ばされる確率が最も高そうな曲のような気がするが)。
このアルバムが、ジャズ以外の広範な音楽ファンに支持されている理由は、分かる気がする。ただそれは、自分がジャズに期待しているものとは全然違うものだ、たぶん。