あうとわ~ど・ばうんど

Every Child is Born A Poet

くたくたにゃんさんのプログへの書き込みに関連して調べていたら、今年アメリカン・クラーヴェから久々の新作が2枚出ていたことを発見した。そのうちの1枚(残る1枚も注文中)。
Every Child is Born A Poet/The Life & Work of Piri Thomas」(american clave)。全27曲53分。
キップが音楽を担当した、ピリ・トーマス(と読むのかな?)という詩人らしき人物のドキュメンタリー映画サウンドトラック。トーマス自身の朗読や映画のワンシーン(だと思う)、新録、アメクラ諸作品からセレクトされた曲(マイケル・ブレッカーが参加したトラックもある from Milton Cardona/Cambucha)などが収められている。
メンバーは、ロビー・アミーン、ミルトン・カルドナ、ジェリー・ゴンザレス、フェルナンド・ソーンダース、アルフレード・トリフ・・・とアメクラではお馴染みのミュージシャンばかり。ジェームス・ゾラーのトランペットもなかなかいい味わいを出している。
それにつけても、トーマスの朗読を聴いて思うのは、英語詩というのは、伴奏がなくともそれだけで非常に音楽的なのだなー、ということ。日本語だとなかなかこうはいかない。アメリカ人と日本人のリズム感の違い、なんていう問題があるけれど、言語の違いってのは相当に根深そうな気がするなあ。