あうとわ~ど・ばうんど

David S. Ware - Surrendered

先夜名前を出したついでに、これも購入している。

Surrendered

Surrendered

David S. Ware(ts) Matthew Shipp(p) William Parker(b) Guillermo E. Brown(ds)


デヴィッド・S・ウェアがメジャーレーベルのコロンビアに残した2枚のうち、あとの方のアルバム(最初の作品「Go See the World」だけ持っていた)。前作の吹き込みから2年がたち、カルテットのメンバーも、ドラムがスージー・イバーラからギレルモ・ブラウンへと交代している。もしかして前作が売れなかったのだろうか、よりスピリチュアルというのかゴスペル的というのかそういった曲想が多くなり、ウェア以外のメンバー(というか、主にマシュー・シップ)もいわゆるジャズ寄りのプレイへとシフトしている。が、悪くはない。収録曲の多くは日本人がやると演歌になってしまう(アケタさんのあの曲とかあの曲とかを思いださせる)聴き手の情緒に直截に訴えかけるようなものが多くて、前作よりもこちらの方がウェア入門編として良いのかもしれない。


参考動画(1曲を除いて全部あった)
www.youtube.com
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