あうとわ~ど・ばうんど

スガダイロートリオ / ペール・ギュント

今夜(7日)は札幌くうへ。

スガダイロートリオ:
スガダイロー(p) 東保光(b) 服部マサツグ(ds) + ノイズ中村, ドラゴン岩村


スガさんは毎年のように北海道にやってくるのだが、単身だったり、誰かのグループのメンバーだったり、が多くて、自身のレギュラートリオ(+α)としては初上陸となるため、楽しみにしていた。会場内はスガさんのライブでありがちな、いつも観ているライブの客層とは違っていて、しかも今日は全く見知った顔がなくて驚愕したのだが、演奏方面での期待は裏切られなかった(ただし幕間コントみたいのはちょっと付いていけない。笑えるけど)。以前の札幌ライブでもピアノトリオの演奏はあった(瀬尾高志・竹村一哲とのトリオや、小山彰太トリオ)ものの、やはり普段着のレギュラーグループということもあって、緊密感一体感阿吽感お見事というほかなく、なるほどこういう感じで演奏が展開されているわけねと生で体感できて良かった。



物販にて、昨年スガさんが音楽を担当した舞台「ペール・ギュント」のイメージアルバムを購入(神奈川芸術劇場のみ限定販売のはずが、在庫が余ってライブ会場限定販売にしているとの説明あり)。

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スガダイロートリオ / ペール・ギュント
(Velvetsun Products, 2015)
スガダイロー(p) 東保光(b) 服部マサツグ(ds)


アルバム用に新録された音源だけでなく、過去作品からのトラックもいくつか収録され、しかし一枚のアルバムとして違和感なく成立していて楽しめた。過去曲は新録との一体感を確保しつつも、非常に印象的に配置されてもおり、元の「春風」(12年4月15日)や「刃文」(13年7月28日)や「GOLDEN FISH」(14年12月31日)といったCDも久しぶりに聴き直したくなった。


スガダイロー氏の過去記事一覧(旧ブログ)



ところで恥ずかしい話だが、ほんの数時間前まで、東保光さんのことを「アズマ・ヤスミツさん」だとばかり思っていた。ツイッターでスガさんが報告してくれるノイズ中村さんのエピソードを笑ったりできないよなー、などと反省するのだった。