あうとわ~ど・ばうんど

Michael Zerang & The Blue Lights の2作品

まさか、こちらが先に届くとは。


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Michael Zerang & The Blue Lights - Songs from the Big Book of Love
Pink Ralace recordings, 2015)
Joshua Berman(cor) Kent Kessler(b) Dave Rempis(as, ts, bs) Mars Williams(as, ts) Michael Zerang(ds)


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Michael Zerang & The Blue Lights - Hash Eaters and Peacekeepers
Pink Ralace recordings, 2015)
Joshua Berman(cor) Kent Kessler(b) Dave Rempis(as, ts, bs) Mars Williams(ss, as, ts) Michael Zerang(ds)


CD(上)とカセット(下)の同時リリース。5月15日ごろ発売のはずだが、先々週末に注文したら、4月中だというのにもう届いた。bandcamp で購入するとダウンロード版が付いていて、内容は既に何度も聴いているものの、あらためて聴くとまた格別だ。

マーズとケスラーがいるから NRG Ensemble を思い出すのは容易だが(なお、最近マーズが復活させた新生 NRG には、ヴァンダーマークに替わってレンピスが参加している)、演奏ナンバーはオリエンタルな曲想が多く、生向委や DUB あるいは渋さ(チビズ)といった参照項も浮かぶ。

2枚を通じサックスソロはどれも痛快だが、アルトサックスが特に素晴らしく、おおさすがはマーズ、などと思い込んでいたら、実はレンピス(がアルトを吹いている曲が多い)だったと知り驚く、という展開がよく起こった。むろん、マーズだって素晴らしい。とにかく全編にわたり、マーズとレンピスが弾けていて、血が滾る。

マーズ参加の Switchback の新譜も、楽しみだ。


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