あうとわ~ど・ばうんど

Chicago Volume & Milwaukee Volume


新年にふさわしい、今年最初の新譜が届いた。
Chicago Volume/Ken Vandermark / Paal Nilssen-Love」(smalltown superjazzz)。09年、3曲57分。Ken Vandermark(ts, bs, cl, bcl) Paal Nilssen-Love(ds, per)
Milwaukee Volume/Ken Vandermark / Paal Nilssen-Love」(同)。同年、3曲62分。same personnel as above

もはや定期シリーズともいうべきヴァンダーマークとニルセンラヴのデュオ、これが第4弾(と第5弾)となる。

既定路線とも言えるが、しかし今回も期待に反しない圧倒的演奏で、カタログ番号順にまずは「シカゴ」から聴き始め、おおさすがやっぱかっこいい! と思ったが、続けて聴いた「ミルウォーキー」が、それを上回る凄まじきかっこよさで、思わずリピートボタンを押し、以後「ミルウォーキー」ばっかりを繰り返し繰り返し聴いて、新年2日目は暮れたのだった。