あうとわ~ど・ばうんど

松風鉱一トリオ

先日、agharta335さんにお会いした時、借りていたCD(6日参照)をお返しした(ついでに、貸していたCDを返してもらった)のだけれど、また新たにぼく好みのCDを何枚か見繕って貸していただいた(ついでに、ぼくも1枚お貸ししたのだけれど、次はぼくも何枚か見繕います。笑)。
で、その中に、ライブの私家盤が含まれていた。91年6月の坂田明トリオ(石渡明廣吉野弘志)と、83年7月の松風鉱一トリオ(吉野弘志、古澤良治郎)。おそらく、3年ぶりにサックスを再開したぼくへの、agharta さんからの激励の意味が込められているのだろう。両方面白かったのだけれど、特に松風トリオが良かった。
80年代の松風鉱一の音というのは、現在入手可能なCDではあまり聴けない(3年前に「サックス・ワークショップ」(82年)=06年1月5日参照=が出た)が、なんて素晴らしいのだろう。特にテナーには、ただただ聴き惚れる。古澤のドラムも、現在に比べて激しくジャズ寄り。
83年7月ということは、松風34歳。現在のぼくと同い年。まあ、自分と比べても何の意味もないのであるが。それも分かって(・・・た訳ないな。笑)貸してくださった agharta さんに感謝。