あうとわ~ど・ばうんど

Chick Corea - Circle 1 Live in Germany Concert

先日、地元の中古店にて購入。(しかし、いちばん品ぞろえの良い店がブックオフであるというのは、いかがなものか)

サークル1?ライヴ・イン・ジャーマニー・コンサート

サークル1?ライヴ・イン・ジャーマニー・コンサート

Chick Corea(p) Anthony Braxton(as, ss, fl, bcl, per) Dave Holland(b, cello) Barry Altschul(ds, per)


「サークル」はチック・コリアの楽歴の中で最も好きなグループなのだが、いかんせん一般にはあまり流通しておらず、どの作品も最初のCD化後は再発されていないはずだ。巷間いわれるようにチックとブラクストンが水と油だとは思わない(というか、かりにそうだとしていったい何の問題があろう?)し、今の耳で聴けば極端にフリージャズ度が高いわけでもなく、「There Is No Greater Love」のような、どスタンダードが解体されていくさまなどはとてもかっこいいと思うのだ。(ところで、ブラクストンがアルトで絶叫している背後で鳴っているチャルメラのような音は、チックなのだろうか?)

Marc Ducret - Détail

これも、ブックオフで購入。

Detail

Detail

Marc Ducret(6 + 12 string guitar)


マルク・デュクレも大好きなギタリストだが、私が持っているアルバムはエレクトリックサイドに偏る傾向があって、主にティム・バーンとのコラボレーションが中心になっている。とはいえ、「Tower V.4」のソロ演奏や、ハンク・ロバーツの「Green (Spkg)」(名盤!)などのように、アコースティックギターも大変に滋味深いことは承知していて、それはこのアルバムも同様だ。エレクトリックとアコースティック、それぞれの特性を十二分に生かした異能の個性的ギタープレイというと、スタイルは違うけれど加藤崇之さんのことも思い出すのだけれど、そういったあたりが私の好みのギターということになるだろうか。


試聴
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