あうとわ~ど・ばうんど

The Urge Trio - Live at the hungry brain

引き続き、もう一枚のクリストフ・エルブ参加作を聴く。

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The Urge Trio - Live at the hungry brain
Veto Records, 2017)
Tomeka Reid(cello) Keefe Jackson(sopranino, ts, bcl) Christoph Erb(ss, ts)


シカゴのミュージシャンとのトリオ(2枚目にあたるらしい)で、意外やこれもフリーインプロ。もっともエルブはともかく、トメカ・リードはもともとAACМの一員だし、アンソニー・ブラクストンとの共演歴もあるので、そう意外なことはないのだが、不思議なのはデルマーク・レーベルを中心にジャズをやっているイメージの強いキーフ・ジャクソンの存在。キーフというと、シカゴのそうそうたるアクの強い面々に挟まれて個性を出すのに苦労しているのか、今一つピンとこないプレイをする人、という印象が強いのだけれど、いやインプロも常にピンとくるわけではないが、こちらのほうがどちらかといえば向いているのではないかと感じた。


参考動画
www.youtube.com