あうとわ~ど・ばうんど

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Ornette + Joachim Kühn / Colors

先日、ブックオフから救出(ブックオフは一律に値をつけているかと思いきや、それなりのアルバムはそれなりに高いから参ってしまう)。

Colors

Colors

Ornette Coleman(as, tp, vln) Joachim Kühn(p)


90年代後半はあまりジャズを聴いておらず、出た当時は聴いていなかった。オーネットはその長いキャリアの中で、平均律の権化ともいえるピアノを進んでメンバーに加えて作品を制作することは極めて少なく、この時期にキューンやジェリ・アレンとアルバムを残しているのは珍しい。このデュオはキューン側の熱望で実現したようだが、作曲・アレンジはオーネットが担当しており、スタイルの違いは如何ともしがたいものの、出来上がった音楽としては上質といえる。とくに中盤のゆったりとした曲におけるオーネットのアルトサックスにはゾクゾクするような官能的な響きがあり、キューンもぴったりと寄り添う。逆に丁丁発止でエキサイティングな演奏もあり、アルバム後半に向けて密度濃く盛り上がっていくあたりは、ライブということも功を奏しているのかもしれない。


試聴
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