あうとわ~ど・ばうんど

読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Chris Pitsiokos の新作2枚

昨年、話題作の一挙リリースで最前線に躍り出た Chris Pitiokos だが、今年に入っても歩みは止まらず、早や初頭から Clean Feed レーベルより2枚のアルバムがリリースされている。

Protean Reality

Protean Reality

Chris Pitsiokos(as) Noah Punkt(elb) Philipp Scholz(ds, per)


Collective Effervescence

Collective Effervescence

Lester St. Louis(cello) Bram De Looze(p) Dre Hocevar(ds) Chris Pitsiokos(sax) Philip White(electronics, signal processing)


前者は2015年1月、後者は14年11月の録音。いずれもピッツイオコスのアルトは燦然と輝いており、共に作品としても素晴らしい。剛田武氏はタイトルをそれぞれ「変幻リアリティ」「集団沸騰」と“和訳”しているが、なるほど名が体を表している感じだ。私が特に惹かれたのは前者の演奏で、前作「Gordian Twine」と同じハードジャズの伝統的編成(コードレスサックストリオ)であるが、前作よりもさらにフリージャズの薫りがしていて、伝統や先人たちの達成を踏まえつつ、しかし確実に新しい風が吹いてくる。ピッツィオコスの歩みから、ますます目が離せない。


試聴

www.youtube.com



Chris Pitsiokos の過去記事一覧(旧ブログ)