中島さち子 / 人生を変える「数学」そして「音楽」
中島さっちゃん初の単著を読んだ。
人生を変える「数学」そして「音楽」 教科書には載っていない絶妙な関係
- 作者: 中島さち子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/07/31
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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あみだくじ掛け算、トポロジー、ぐにゃぐにゃ空間、フラクタル、エッシャー遊び、リズム遊び、音階に潜む数・・・・等(どんなものかは実際に読んで確かめてください)楽しめるように書かれている。
音楽について書かれた部分では「モンクは、この音とこの音(引用註・EとE♭)の狭間の音がほしかった、と思われる部分がたくさんあります」という指摘に頷かされる。
ふりかえってみると自分も算数・数学が好きだったが、きっかけは小学校の図書室で読んだ「さんすうのふしぎ」みたいな本だったわけで、そのころの感覚が重なる。
そのほか、数学と音楽で遊ぶという点では、これは以前にも書いたことがあるが、ジャズ研時代に小山彰太氏の『円周率』にインスパイアされて、「ルート2」や「ルート5」や「ルート66」といった曲を作って遊んだことを思い出した。