ライブ2本

両日とも、会場は札幌ジェリコ。

9月11日：CD『瞬芸』発売記念ライブ　北海道ツアー
石田幹雄(p) 早川徹(b) 福島紀明(ds)

瞬芸

ぜひとも生で観たかった、石田の現レギュラートリオ。繊細な凶暴さと野蛮な抒情に溢れる、いいバンドだった。

9月19日：坂田明(as, cl, vo, etc.)ソロ

2カ月連続の鑑賞となった坂田氏のライブ。トリオツアー合間のソロ演奏で、客席には黒田京子氏・水谷浩章氏の姿も。アルトサックスは変わらずぶっとくやわらかな音、そして実はクラリネットの音色がとても素晴らしい。すっと体内に入ってきてまろやかに溶け、滑らかな滋養がじわーと沁みわたってくるような、ほんとうにたまらん音だ。
第2部で、来月発売される「平家物語」から何ふしか披露。ふーむ、これは楽しい。新譜がますます楽しみになった。

平家物語

第1部では、おなじみ「役立たず」の歌を、客席にも強要（？）したため、歌詞を（ほぼ）覚えてしまった（笑）。

以下は、最近聴いてる、坂田氏の別の新譜。このバンドも相変わらず良いのです。

That's the Story of Jazz