あうとわ~ど・ばうんど

Charles Gayle / William Parker / Hamid Drake - Live at Jazzwerkstatt Peitz

帰宅したら、ドイツからクリスマスプレゼントが届いていた。

Live at Jazzwerkstatt Peitz

Live at Jazzwerkstatt Peitz

Charles Gayle(ts, p) William Parker(b) Hamid Drake(ds)


チャールズ・ゲイルの新作ライブ。やはりライブだった前作「Christ Everlasting」(6月4日参照)の翌月、2014年5月の録音。またしてもサックストリオであるが、今回の相手は、リズムセクションとして望みうる最強の布陣であるウィリアム・パーカーとハミッド・ドレイク。5曲が収録され、ゲイルは30分近い1曲目でテナーを吹き、各10分前後の2~4曲目はピアノ、最終曲(アンコール)で再びテナーに持ち替える。事前情報ではピアノ比率が若干高い気がして、はてさて実際にはどうなのだろうと、楽しみ半分、不安半分といった気分だったのだが、聴いてみると、目当てのテナーはさすがに長時間延々と絶叫に絶叫を重ねる演奏ではなくなって、休んでいる時間も長めなのが気になりはするものの、それでも、一音一音入魂の血を吐くような音は健在なのであり、やっぱり胸を熱く焦がしてくれる。考えてみると、ゲイルも来年の2月で喜寿。とにかく今後も元気で、長く演奏を続けてもらいたい、と願うこと切である。


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