あうとわ~ど・ばうんど

富樫雅彦 & スティーヴ・レイシー / エターナル・デュオ

エターナル・デュオ

エターナル・デュオ

富樫雅彦(per) Steve Lacy(ss)


きのう街まで出たついでに購入。初CD化とのこと(私は初聴)。実は恥ずかしながら告白すると、スティーヴ・レイシーのソプラノサックスが苦手だ。これは私の偏見と馬鹿耳のせいだと思ってくれていいが、レイシーのソプラノがいつも単調に聴こえがちで、1~2曲程度だと良いのだけれど、アルバム一枚を聴き通すとなると集中力が続かずしんどい(ので、あのギル・エヴァンスとの名盤「パリ・ブルース」ですら、一枚ぶっ通しで聴いたことがないぐらいなのだ)。が、本作はストレスなく聴き通せた。40分未満と短いこともあるが、微細なニュアンスの吹き分けや富樫雅彦の繊細なフォローのおかげもあるだろうか。


なお、同時発売のアルバムはかなり前からネットで注文しているのだが、抱き合わせ品の関係で発送のお知らせすら来ない状態である。やれやれ。