高岡大祐ソロ 3枚のCDRを聴く
8日の低音野郎ライブ時に購入した、高岡大祐さんの3枚のソロCDR。
ライブ後の感想とダブってしまうが、めちゃくちゃ面白い、めちゃくちゃ面白い、めちゃくちゃ面白い。
というわけで、もう一度。めちゃくちゃ面白い。
ちなみにタイトルは上から
「GYRO」(03年) - tuba, voice; all analog recording (no overdub, no effects, no edit)
「斧琴菊」(10年) - tuba, mixer, microphone (same as above)
「WELTKLANG」(11年) - tuba, voice, body, all elements
「聴いたら危険! ジャズ入門 (アスキー新書)」で、『シンセサイザーかよ!』とキャッチフレーズの付けられたトロンボーン奏者(アルバート・マンゲルスドルフ)が登場するが、これらのCDでの高岡さんのチューバ演奏もまさにそんな感じ。
異化音の意外性は勿論のこと、通常音に至っても例えばボッボッボッのように、或いはボゥ〜オゥ〜オゥ〜のように、単に同じ音を紡いでいるだけでも微細な千変万化のニュアンスが吹き分けられ、さまざまな音風景が次々開けてきて、全く飽きさせられることがなかった。