Tim Hill / but my mouth was full of stones and shadows
これもやはりサックスソロアルバム。
Tim Hill / but my mouth was full of stones and shadows
(Brazen Head Recordings, 2018)
Tim Hill (alto, sopranino & baritone saxophones)
アレックス・ワードとの共演で知られる英国のサックス奏者によるソロ作品。使用しているアルト、ソブラニーノ、バリトンの各サックスはいずれもキーが同じであるが、楽器が違えどやってることは同じ、にはならない。先夜紹介したティム・ウィークスの『なしくずしの死』とは違って、超バカテクを披露するわけではないのだけれど、それぞれのサックスの特性を生かした端整なインプロヴィゼーションの一曲一曲が楽しい。