あうとわ~ど・ばうんど

The Noise Eating Monsters / ROARING

「ノイズ喰らいの怪物たち」は昨年、3作品のデジタルアルバムをリリースしている。本作は3作目。(前作は10月2日、前々作は1月9日2月1日参照)


The Noise Eating Monsters / ROARING
MuteAnt Sound, 2018)
Alex Ward (g), Alex Thomas (ds), Tim Hill (bs)


前作は前々作と同じ曲が1曲(Crunch Space)演奏されていたが、本作も前作と同じ1曲(Mashed)が演奏されている(前々作とのダブりは無い)。基本路線は前2作と同様で、エクスペリメンタルロックやらフリージャズやらファンク的要素やらを取り込んだ雑食性即興が、相変わらずかっこいい。とくにアレックス・ワードの心地よいファズギターと、ティム・ヒルの低音が生きるバリトンサックスは本当に大好物なのだ。