あうとわ~ど・ばうんど

坂田明 - AKIRA SAKATA / early 1980's

なぜか突然、坂田明さんの Better Days 時代の 25cmLP と 45回転30cmシングルが、3 in 1 で再発されている。

AKIRA SAKATA/early 1980?s

AKIRA SAKATA/early 1980?s

坂田明 (as) 神谷重徳 (syn) 吉野弘志 (b) 仙波清彦 (perc) 青山純 (ds) 布施隆文 (computer ds) MISHIO (vo) 千野秀一 (key) 村上“ポンタ”秀一 (ds) 永田どんべい (b) 松本治 (tb) 川端民生 (elb) 藤井信雄 (ds)


収録作は Better Days レーベルに残された10作品のうち、第1弾の「テノク・サカナ」(80年9月)、6枚目にあたる「wha-ha-ha LIVE DUB」(81年9月)、最終作となったサカタ・セクステットの「トラウマ」(82年10月)、と見事にほぼ1年おきにばらけている。どれもテクノ・ポップというのかニューウェイヴというのか知らないが、40年近くたった現在の耳で聴くと表層は古く懐かしく聴こえ、多くの時間は『これじゃない感』にも心が支配されてしまうのだけれど、時折出てくる坂田さんのアルトのブロウはああ今と何も変わっていない、とうれしくなるのだった。