Mike Caratti - Rachel Musson - Steve Beresford / Hesitantly Pleasant
英国のサックス奏者レイチェル・ミュッソンが参加する、出たてホヤホヤの新譜を聴く(CDを注文かたがた、例によって bandcamp のダウンロード音源)。
Mike Caratti - Rachel Musson - Steve Beresford / Hesitantly Pleasant
(Iluso Records, 2017)
Mike Caratti(ds, per) Rachel Musson(ts, ss) Steve Beresford(p, electronics)
先々週にもミュッソンの参加作を聴いたばかり(5月6日その1、その2参照。ちなみに実はブログに書いてないものもあって、計3枚聴いている)だが、フリージャズだろうがオーソドックス寄りジャズだろうが、変わらず深く濃い音色で愉しませてくれる。本作はベテラン、スティーヴ・ベレスフォードらと組んだインプロで、たとえ吼えなくても、ブホッというひと吹きだけでも、心地よく温かな気分に包まれる。この人は本当に、トニー・マラビーやイングリッド・ラブロックらと並ぶ凄い人なんじゃなかろうか。
参考動画(このトリオではないが、ミュッソンとベレスフォードの共演)
www.youtube.com