あうとわ~ど・ばうんど

Anthony Braxton - 23 Standards (Quartet) 2003

年末年始に買った中古盤(まだ聴いてる)のうち最も大物をようやく聴き終える。

23 Standards Quartet 2003

23 Standards Quartet 2003

Kevin O'Neil(g) Kevin Norton(per) Andy Eulau(b) Anthony Braxton(sax)


1月10日に聴いた「Anthony Braxton Quartet - 8 Standards (Wesleyan) 2001」と同じメンバーによる4枚組。やはりブラクストンが曲の枠を食い破ることなくソロを取り、ブラクストン以外の3人がまっとうにジャズを演奏している。のであるが、前期作から2年が経過しているためか、ブラクストンが曲の枠内ぎりぎりを突いてソロに「らしさ」が感じられ、残る3人も時に奔放に攻めるようになっているので、聴き難さはそれほどでもない。収録されている23曲は商品紹介ページを参照してもらえばよいが、渋めの選曲という印象(もっとも、スタンダード集のスタンダードな選曲というのはよく知らない)で、4枚の中では2枚目が最も好みかな。


試聴
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