あうとわ~ど・ばうんど

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Cecil Taylor & Derek Bailey - Pleistozaen Mit Wasser

引き続き中古盤を聴いていく。(なんと未開封品であった)

Pleistozaen Mit Wasser

Pleistozaen Mit Wasser

Cecil Taylor(p) Derek Bailey(g)


セシルもデレクも、誰と共演しても常に孤高の屹立者であり、誰とのどんな音楽であろうと最終的にはセシルの(あるいはデレクの)音楽として回収される圧倒的強度を持つ。などと、私のような軟弱なフリーミュージックファンは、膨大な作品群を前に尻込みして幾つかをつまみ聴きした程度の知識で考えていたのだが、ではその2人が共演するとどうなるのか。豈図らんや、ここでの2人の間には対話と調和が成立しているようにみえる。これは驚いた。どちらかといえばデレクのほうがより歩み寄っている印象で、これは昨年のベストの一枚であるジョン・ブッチャーとマシュー・シップの共演アルバム(12月2日)にも通じる感覚である。ところで、アルバムタイトルの「更新世の水」というのはどういう意味だろう、ノアの洪水にでも関係あるのかな?(ちなみに、セシルとエヴァンとトリスタンの「The Hearth」も聴いたが、申し訳ないけれどかすんでしまった)