あうとわ~ど・ばうんど

Don Cherry - Live at the Bracknell Jazz Festival, 1986

年末年始に仕入れた中古盤に戻る(このペースでは、全て聴き終えるのは2月になりそうだ)。


Nu

Nu

Don Cherry(pocket tp, doussn'gouni, p, vo) Carlos Ward(as, fl) Mark Helias(b) Ed Blackwell(ds) Nana Vasconcelos(per, berimbau, vo)


このアルバム、田中啓文さんのレビューを読んで以来ずっと探していたのだった。めでたしめでたし。私にとっては何と言っても、カルロス・ワードの活躍がうれしくて、冒頭の長尺オリジナル曲「Lito」(この曲をタイトルに関した彼の初リーダー作のCD化もいつかぜひとも実現してほしいものだ)をはじめとして、フリーでバピッシュで陽気でほの哀しい彼のアルトの魅力がこれでもかと展開される。チェリーのプレイもバラエティ豊かで、オーネット・コールマンと出会う前は名の知れた期待の若手バッパーだった、らしいのも容易に肯ける。


試聴(オーネットの曲)
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参考動画(同じメンバーによる同時期のライブ)
www.youtube.com