あうとわ~ど・ばうんど

Kita - Kranemann / Spontaneous Compositions

発売直後に買ってちょくちょく聴いてはいたけれど、紹介は延び延びになってしまっていた。

SPONTANEOUS COMPOSITIONS

SPONTANEOUS COMPOSITIONS

北陽一郎(tp, piccolo tp, eltp, tb) Eberhard Kranemann(b, elg, key, ts, electronics, electro rythms, vo) + 野々ユキノ(poem)


北・クラーネマンのアルバムというと、10年近く前に「KITA-KRANEMANN ONE WORLD-ONE SOUND」(07年4月22日参照)を聴いて面白かった記憶があるが、10年ぶりの新作もやはり面白い。全18トラック、2人とも、いろんな楽器を用いて、いろんな組み合わせで、いろんな要素をぶち込んで、いろんな音楽を現前させていく。おもちゃ箱のような、あるいは当て字通りの意味で我楽多箱のようなアルバム。次々に変わる音風景は、しかし聴いているうちに、一連のサーガのように思えてくるから不思議だ。


参考動画
www.youtube.com