あうとわ~ど・ばうんど

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SKEIN

今夜は、北方圏学術情報センター PORTO での「Achim Kaufmann(p) × 南山雅樹(p) × 瀬尾高志(b)」ライブに行ってきた。ずっと以前から南山さん(北海道ジャズ界隈では「ナンザンさん」と呼ばれる)がリスペクトを捧げてきたカウフマンの北海道上陸とあって、楽しみにしていた。ちなみに私の数少ないカウフマン聴取体験はリード楽器が参加したアルバムばかりだったため、ライブ中もああ管楽器があればと思わぬでもなかったことは正直に告白しておくものの、それでもカウフマンの巧さはよく解ったし、瀬尾とのコンビネーションも良かった。来週は東京と千葉でもデュオライブが予定されているようなので、首都圏の方には強くお薦めしておきます(スケジュールはこちら参照)。


で、事前の下調べ(ネット試聴)で気になり、会場の物販で売っていたら買おうと思っていたアルバム(新譜ではないが)があったので、入手した。

Skein

Skein

Frank Gratkowski(cl, bcl, as) Achim Kaufmann(p) Wilbert de Joode(b) Okkyung Lee(cello) Richard Barrett(electronics) Tony Buck(ds, per)


グラトコフスキによるクラリネットとアルトサックスの音色のコク深さは相変わらず格別なのだが、カウフマンのピアノは精妙な距離感と緊張感を保って対置するような演奏が見事(これはライブでも同様だった)。なおこのアルバムで特筆すべきなのはエレクトロニクスの存在感で、グループのスパイスというよりも、各メンバーの音それぞれにエフェクトがかけられている錯覚を抱かせるぐらい、サウンドの隅々まで効果が行き届いていて非常に面白い。


参考動画(アルバムと同じメンバーのものは見つけられなかった)

www.youtube.com