あうとわ~ど・ばうんど

Mazur / Neuringer - Diachronic Paths

ようやく Relative Pitch の4月新譜が届いた。一通り耳を通してみたが、3枚の中で最も繰り返し聴いているのは(The Out Louds ではなく)実はこれである。

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Mazur / Neuringer - Diachronic Paths
Relative Pitch Records, 2016)
Keir Neuringer(as) Rafal Mazur(acoustic bass guitar)


Keir Neuringer はフィラデルフィアを本拠とするサックス奏者、Rafal Mazur はポーランドの(?)アコースティックベースギタリスト。このデュオは初聴なのだが、これまでに For-Tune Records(14年) や Not Two Records(10年)などからアルバムをリリースしているようだ。Neuringer のアルトサックスは、ひとことでいえば端正。派手な絶叫をするわけでも、音色に際立った特徴があるわけでも、奇矯な技術があるわけでもないけれど、Mazur の音数多く多彩で、ぶよんんぶよんんとふくよかなベースギターの響きも相まって、聴けば聴くほど心地よくなってくる味わい深さがある。


参考動画(アルバムと同時期のライブ)
www.youtube.com
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