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大友良英スペシャルビッグバンド ライブ・アット・新宿ピットイン

大友良英SPECIAL BIG BAND LIVE AT SHINJUKU PIT INN 新宿ピットイン50周年記念

大友良英SPECIAL BIG BAND LIVE AT SHINJUKU PIT INN 新宿ピットイン50周年記念

大友良英(g) 江藤直子(p, elp) 近藤達郎(kbd, hca) 斉藤寛(fl, picc) 井上梨江(cl, bcl) 鈴木広志(sax, rec) 江川良子(sax) 東凉太(sax) 佐藤秀徳(tp) 今込治(tb) 木村仁哉(tuba) 大口俊輔(acc) かわいしのぶ(b) 小林武文(ds) 上原なな江(mar, per) 相川瞳(per) Sachiko M(sinewaves)


リリースを知った時「どうせまた、あまちゃんメドレーなんだろう」と思って収録曲を確かめずにスルーしていたのだけれど、id:zu-ja さんの新宿ジャズフェスティバルのライブレポートを読んで調べてみたら、あまちゃんの楽曲ももちろんあるけれど、「アウト・トゥ・ランチ」の3曲やら「ソング・フォー・チェ」やらピアソラの曲やら「ラジオのように」やらが収録されていたので、慌てて注文した次第。


本日届いたので聴いていたが、エンターテインメントとアヴァンギャルド、チンドン風とコンテンポラリー感覚などがほどよく混ざった、力強いビッグバンドサウンドが良かった。あるいは、例えば、ドルフィー曲に顕著な自作曲以外におけるアンバランスな音程感覚も、自作曲における装飾音をそぎ落としたようなシンプルなメロディーも、表面上は異質なように見えて、実は同じように薄氷を踏むような危うい美を醸すという点で共通していることに感心したのだった。そういえば、大友さんが夏に札幌で「盆踊り」ビッグバンドを結成して(メンバーに知人も多数)、こちらもなんとなくスルーしてしまっていたが、もしかすると大変な損をしたのかもしれない。