あうとわ~ど・ばうんど

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Roy Haynes - Hip Ensemble

このアルバムがCD再発されていたとは、迂闊にも気づかなかった。

Hip Ensemble

Hip Ensemble

Roy Haynes(ds, timpani) George Adams(ts, fl) Marvin Peterson(tp) Mervin Bronson(fender bass) Elwood Johnson(bongo, tambourine) Lawrence Killian(conga) Carl Schroeder(p) Teruo Nakamura(b)


90歳の現在も現役のレジェンドミュージシャン、ロイ・ヘインズが71年に Mainstream レーベルに残したアルバムの再発。この作品には(私が考える)需要な点が3つある。まず第一に、ジョージ・アダムスのおそらく公式初レコーディングであること。第二に、であるがゆえに、アダムスとハンニバル・ピーターソンのコラボレーションが初めてとらえられた演奏であること。最後に、2人とも熱のこもったソロを展開していることだ。

特にハンニバルに関していえば、60年代末から70年代初頭にかけてエルヴィン・ジョーンズの「Live at Village Vanguard」やファラオ・サンダースの「Black Unity」などに参加しているが、後年のようなプレイを期待すると肩すかしを食らうことが多く、しかしここではアグレッシブにハイノートでグイグイ攻めるソロが聴ける。全体のサウンドが当時流行っていたジャズロック~クロスオーヴァ―~スピリチュアルジャズ的で、各曲が短いのが惜しいけれど、この後、70年代後半の大活躍を予感させるアダムスとハンニバル2人の疾走が心地良い。

同レーベルに残されたもう一枚、「Senyah [12 inch Analog]」のCD化も、できればお願いしたい。


試聴

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