あうとわ~ど・ばうんど

Charlie Haden - The Ballad of the Fallen

地元中古店にて購入。

The Ballad Of The Fallen

The Ballad Of The Fallen

Charlie Haden(b) Carla Bley(p, glockenspiel) Don Cherry(pocket trumpet) Sharon Freeman(frh) Mick Goodrick(g) Jack Jeffers(tuba) Michael Mantler(tp) Paul Motian(ds, per) Jim Pepper(ts, ss, fl) Dewey Redman(ts) Steve Slagle(as, ss, cl, fl) Gary Valente(tb)


むろん初めて聴いたわけではないのだが、恥ずかしながら告白すると、若いころはこういう大上段に構えた政治的思想的主張や、表題曲に代表される感傷主義(と思い込んでた)が前面に押し出されたジャズを、一段低く見て、忌避していたのは否めない。しかしそれは若さゆえの純粋さ、ではなく、やはり意固地な馬鹿さだった(と、年を取ってからしみじみ思う)。何が付随していようと、そうしたものに左右されるほど、この音楽の強度はやわではない。と言いつつも、戦後70年の夏と歴史的な9月を通過した身に、やけに沁み入るのもまた事実である。


参考動画(試聴)

www.youtube.com
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