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小山彰太 スペシャルユニット - なまったらん

だらだらと過ごしているうちに、早や一週間ほど前の出来事になってしまったが、5日夜、札幌くうで「魚群探知機(原田依幸 近藤直司 瀬尾高志 小山彰太)」のライブを観た。2ステージ休憩込みでも1時間45分ほどの演奏であったが、非常に密度濃く、印象的な場面が多く、個人的には初めて生で観る近藤氏のサックスが体験できてうれしかった。


そのライブ会場の物販で入手した一枚。リリース当時気には留めていたものの、結局そのまま未入手になっていた。

なまったらん (JMCK1038)

なまったらん (JMCK1038)

  • アーティスト: スガ・ダイロー(p),小山彰太スペシャル・ユニット,小山彰太(ds),川村竜(b)
  • 出版社/メーカー: おーらいレコード / ボンバ・レコード
  • 発売日: 2009/05/01
  • メディア: CD
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小山彰太(ds) スガダイロー(p) 川村竜(b)


そういえば、このメンバーでのライブを、やはりくうで一度観ている(こちら参照)。このトリオが、スガ氏を初めて生で観た時であった。


もう6年前になる演奏をほとんど覚えてはいないけれど、やはりこのような感じであっただろうか(アルバムは、私がライブを観た2週間後にライブ録音されている)。作品は、1曲目タイトル曲が、これがインプロとは信じられないほどに構成美を持った曲となっているほか、アンソニー・ブラクストン作の曲や幻夢的な「月とスポンテイニアスな夢」を挟み、最終曲はさまざまな曲断片がコラージュされ攪拌されながらやがて文字通り火を噴くような「ファイヤー・ワルツ」に雪崩れ込んで団円となる。このライブセットは第一部で、第二部を収録したアルバムも出ているようだが、そちらはどんな感じなのだろうか(そういえば、会場に売っていたような気もするが・・)