あうとわ~ど・ばうんど

Hal Russell's Chemical Feast - Elixir

機会があったら聴いてみたいと思っていたCDを入手。

Elixir Collection

Elixir Collection

Hal Russell(ds, ts, zither) Mars Williams(sax) Spider Middleman(sax) George Southgate(vib, ds) Russ Ditusa(b)


前NRG Ensembleといえるグループの、79年録音作。なるほど、マーズはこんな時代からハル・ラッセルと活動を共にしていたのか。ラッセルがテナーを吹く曲ではサックスが3人ということになるが、たぶん一番下手なのがラッセルだろう、一番キレキレなのがマーズだろうと思っている、が、はっきりとした確信は持てない…

しかし、アルバム全体に溢れる祝祭感は楽しい。演奏は全7曲、始まりと終わりはオーネット・コールマンの2曲で挟み、真ん中にはデイヴ・ホランドの曲、それぞれの合間にラッセル作2曲とマーズ作2曲を詰めたサンドイッチ構成で、なかなかバランスも良い。